△議案第11号
神栖市道路線の廃止について
△議案第14号
工事請負契約の締結について ・4
神栖市立神栖第三
中学校体育館外壁改修工事
△議案第15号
工事請負契約の締結について ・4
神栖市立波崎第四
中学校校舎外壁改修工事
△議案第16号
工事請負契約の締結について ・4
神栖市立横瀬小学校校舎外壁改修工事
○議長(
五十嵐清美君) 議事日程に入ります。 日程第1、議案第4号ないし議案第11号、議案第14号ないし議案第16号を一括して議題といたします。 これより、順次、各
常任委員会委員長から報告を求めます。 はじめに、
総務産業委員会委員長から、同委員会の審査の経過及び結果の報告を求めます。 委員長、10番、
境川幸雄議員。
----------------------------------- 令和4年6月16日
神栖市議会 議長
五十嵐清美様
総務産業委員会 委員長 境川幸雄
総務産業委員会審査報告書 本委員会に付託された議案は、審査の結果、下記のとおり決定したので、
神栖市議会会議規則第110条の規定により報告します。
記議案番号件名審査の結果議案第4号神栖市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する
条例原案可決議案第9号財産の取得について
・4
事務用パーソナルコンピュータ等購入原案可決 主な発言の要旨 〔議案第9号〕 問 購入するパソコンはいつまで使用する予定か。 答 概ね6年から7年を考えています。 問 OSのサポートが2025年10月14日までとなっているが、更新費用はかかるのか。 答 現状では、アップデートは無償となっています。 問 入札に際し、
メーカー指定はしなかったのか。 答 競争性を高めるために機種は指定せずに、必要となるスペックを仕様として示しました。 問
オフィスソフトは落札金額のうちに含まれているのか。 答 含まれていません。 問 入れ替えるパソコンの処分方法を伺いたい。 答 ハードディスクは物理破損し、事業者に売却を予定しています。
----------------------------------- 〔総務産業委員会委員長 境川幸雄君 登壇〕
◆
総務産業委員会委員長(境川幸雄君) ただいま議長からご指名ございましたので、
総務産業委員会における審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました議案は、議案第4号 神栖市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例のほか1件であり、去る6月7日に委員会を開催し、市長をはじめ副市長ほか
関係部課長の出席のもと、慎重な審査を行いました。 付託された案件で特に論議の対象となりましたのは、議案第9号では、OSの更新費用について、
オフィスソフトについて、パソコンの処分方法についてなどであり、休憩中を含め執行部との間で活発な質疑応答が交わされました。
慎重審査の結果、付託された議案はいずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 以上、審査の経過と結果について申し上げましたが、本委員会の決定に対しまして、議員各位のご賛同をよろしく申し上げ、報告を終わります。
○議長(
五十嵐清美君) 次に、
教育福祉委員会委員長から、同委員会の審査の経過及び結果の報告を求めます。 委員長、9番、
石井由春議員。
----------------------------------- 令和4年6月16日
神栖市議会 議長
五十嵐清美様
教育福祉委員会 委員長 石井由春
教育福祉委員会審査報告書 本委員会に付託された議案は、審査の結果、下記のとおり決定したので、
神栖市議会会議規則第110条の規定により報告します。
記議案番号件名審査の結果議案第5号神栖市
運動施設利用条例の一部を改正する
条例原案可決議案第6号神栖市はさき保健・
交流センターの設置及び管理に関する
条例原案可決議案第7号神栖市
児童厚生施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する
条例原案可決議案第14
号工事請負契約の締結について
・4
神栖市立神栖第三
中学校体育館外壁改修工事原案可決議案第15
号工事請負契約の締結について
・4
神栖市立波崎第四
中学校校舎外壁改修工事原案可決議案第16
号工事請負契約の締結について
・4
神栖市立横瀬小学校校舎外壁改修工事原案可決 主な発言の要旨 〔議案第5号〕 問 市内の小・中学生が学校授業でプールを利用する時、一般利用はできないのか。 答 一般の方の利用は、授業外の時間とし、平日の夕方と土日、祝日を考えています。 問 子どもの利用料を無料にすることは検討したのか。 答 市内の運動施設については、
受益者負担の観点から利用料金を頂いています。 問
石塚運動公園で取り外している照明設備を今後設置する予定はないのか。 答 利用状況を確認しながら検証していきます。 問 利用者の申請で減免するケースはあるか。 答 神栖市
運動施設利用条例施行規則第3条に基づき、利用料金の減免を行っています。 〔議案第6号〕 問
保健福祉エリアの業務に
指定管理者制度はなじまないと思うが、どう考えるか。 答
指定管理者には、施設全体の維持管理と
地域交流エリアの運営を依頼する予定で、
保健福祉エリアは市の職員を直接配置し、
指定管理者の運営ではありません。 問
地域交流エリアに配置する予定の市職員は、
指定管理者に対する監督者として検討しているということか。 答
指定管理者が提案する事業内容について協議を行ったり、市の各課が施設を利用する際の調整役として考えています。 〔議案第7号〕 問 うずも児童館の跡地利用について伺いたい。 答 神栖市
公共施設等総合管理計画に基づき、解体を含め、周辺住民のニーズを踏まえながら市全体で利活用について検討していきたいと考えています。 〔議案第14号〕 問
下請け業者への
工事代金未払いを起こさないための対策を伺いたい。 答 市のホームページに適切な
下請契約代金の支払い等について掲載し、
入札参加者に対し、周知を図っているところです。 〔議案第15号〕 問 地元業者の応札はなかったのか。 答
入札参加事業者8者のうち、市内本店を構える業者は4者、市内に支店のある業者は2者、それ以外は市外の業者です。 問
契約相手方の当市での工事実績を伺いたい。 答 これまで入札等で落札した実績はありません。 〔議案第16号〕 問 建物の耐用年数はどの程度で考えているのか。 答 鉄筋コンクリートの建物は、
法定耐用年数は四十数年程度ですが、令和元年度に策定した市の
学校施設等長寿命化計画では、建設後25年を目安に大規模改修、50年後に長寿命化の改良工事を行い、最終的には建築後85年使用することになっています。
----------------------------------- 〔教育福祉委員会委員長 石井由春君 登壇〕
◆
教育福祉委員会委員長(石井由春君) ただいま議長からご指名がございましたので、
教育福祉委員会における審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました議案は、議案第5号 神栖市
運動施設利用条例の一部を改正する条例のほか5件であり、去る6月7日に委員会を開催し、市長をはじめ教育長ほか
関係部課長の出席のもと、慎重な審査を行いました。 付託された議案で特に論議の対象になりましたのは、議案第5号では、子どもの
利用料無料の検討について、議案第6号では、
指定管理者に依頼する業務について、議案第7号では、うずも児童館の跡地利用について、議案第14号では、下請業者への
工事代金未払いを起こさないための対策について、議案第15号では、地元業者の応札状況について、議案第16号では、建物の耐用年数についてなどであり、執行部との間で活発な質疑応答が交わされました。
慎重審査の結果、付託された議案は、議案第5号及び議案第6号は、起立採決により原案のとおり可決すべきものに、議案第7号及び議案第14号ないし議案第16号については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 以上、審査の経過と結果について申し上げましたが、本委員会の決定に対しまして、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げ、報告を終わりにします。
○議長(
五十嵐清美君) 次に、
都市環境委員会委員長から、同委員会の審査の経過及び結果の報告を求めます。 委員長、11番、
額賀優議員。
----------------------------------- 令和4年6月16日
神栖市議会 議長
五十嵐清美様
都市環境委員会 委員長 額賀 優
都市環境委員会審査報告書 本委員会に付託された議案は、審査の結果、下記のとおり決定したので、
神栖市議会会議規則第110条の規定により報告します。
記議案番号件名審査の結果議案第10号
神栖市道路線の認定について
原案可決議案第11号
神栖市道路線の廃止について
原案可決 主な発言の要旨 〔議案第10号〕 問 2路線が寄附された経緯を伺いたい。 答
都市計画法により、開発行為でつくった道路については、
原則市町村に帰属とされていることから、当該規定に基づき寄附を受けたものです。 問 5路線が県から譲与された経緯を伺いたい。 答 県の財産整理の過程で市に移管の協議があったものについて、境界が確定し、舗装され、側溝が整備された道路の譲与を受けたものです。 〔議案第11号〕 問 廃止の経緯について伺いたい。 答 県の
土地改良事業に伴い、一旦廃止するものです。今後、当該事業の中で、道路が拡幅・舗装され、再び市に帰属される予定です。 問
区画整理事業以外で廃止となる場合はあるか。 答 開発行為による道路の付け替えのために一旦廃止にした例があります。
----------------------------------- 〔都市環境委員会委員長 額賀 優君 登壇〕
◆
都市環境委員会委員長(額賀優君) ただいま議長よりご指名をいただきましたので、
都市環境委員会における審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました議案は、議案第10号
神栖市道路線の認定についてのほか1件であり、去る6月7日に委員会を開催し、市長をはじめ副市長のほか、
関係部課長の出席のもと、慎重な審査を行いました。 付託された議案で特に論議の対象となりましたのは、市道路線の認定、廃止に至る経緯についてなどであり、休憩中を含め、執行部との間で活発な質疑応答が交わされました。
慎重審査の結果、付託された議案はいずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 以上、審査の経過と結果について申し上げましたが、本委員会の決定に対しまして、議員各位の賛同をよろしくお願い申し上げ、報告を終わります。
○議長(
五十嵐清美君) 次に、
予算決算常任委員会委員長から、同委員会の審査の経過及び結果報告を求めます。 委員長、12番、
高橋佑至議員。
----------------------------------- 令和4年6月16日
神栖市議会 議長
五十嵐清美様
予算決算常任委員会 委員長
高橋佑至 予算決算常任委員会審査報告書 本委員会に付託された議案は、審査の結果、下記のとおり決定したので、
神栖市議会会議規則第110条の規定により報告します。
記議案番号件名審査の結果議案第8号令和4年度神栖市
一般会計補正予算(第2号)
原案可決 主な発言の
要旨総務産業分科会 〔議案第8号〕 問 寄附による図書購入は、電子書籍にする考えはないか。 答 寄附者から紙の図書という意向がありました。 問 寄附による公園整備の内容を伺いたい。 答 神之池における、まちの
にぎわいづくり事業の一環で、
幼児用遊具の設置を検討しています。 問 設置する遊具の安全対策について伺いたい。 答
幼児用遊具ということで、周りに囲いをつけて子どもが安全に利用できるように、保護者も安心して見届けられるような体制を検討しています。 問
繰越明許費について、購入する公用車の車種と納車される時期を伺いたい。 答 車種はジムニーを予定しており、令和4年4月時点で見積りを何社か依頼したところ、納車には平均1年3か月程度かかるということです。
----------------------------------- 〔予算決算常任委員会委員長 高橋佑至君 登壇〕
◆
予算決算常任委員会委員長(
高橋佑至君) ただいま議長からご指名がございましたので、
予算決算常任委員会における審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました議案は、議案第8号 令和4年度神栖市
一般会計補正予算(第2号)の1件であり、
神栖市議会予算決算常任委員会運営要綱に基づき、議案を分科会に送付して審査を行うことといたしました。 まず、6月7日に
総務産業分科会を開催し、
関係部課長等から詳細なる説明を受け、慎重な審査を行いました。 これを受け、本日、本委員会を開催し、市長をはじめ副市長、教育長ほか関係部長等の出席のもと、分科会委員長から審査の経過の報告を求め、分科会
委員長報告に対する質疑を行いました。
慎重審査の結果、付託された議案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。 以上、審査の経過と結果について申し上げましたが、本委員会の決定に対しまして、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げ、報告を終わります。
○議長(
五十嵐清美君) 以上で
委員長報告を終わります。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 19番、関口正司議員。 〔19番 関口正司君 質問者席へ移動〕
◆19番(関口正司君) 本会議に続いて委員会で論議されたと思うんですが、11号議案について、
都市環境委員会に質問いたします。 現地の方々の意見をどう確認されたのか、その上で論議をされているかどうか。それから今後の計画について、都市計画の青写真は持てているということなんですけれども、そのことを市民に明らかにしてきたか。それと最後に、現地を確認して、委員会として確認されたのかどうかをお願いいたします。
○議長(
五十嵐清美君) 暫時休憩いたします。
△休憩 午後2時11分
△再開 午後2時11分
○議長(
五十嵐清美君) 再開いたします。 11番、
額賀優議員。 〔
都市環境委員会委員長 額賀 優君 登壇〕
◆
都市環境委員会委員長(額賀優君) 関口議員の質問にお答えをさせていただきます。 まず、近隣の皆様への説明についてということでありましたが、質疑はありませんでしたけれども、区画整理によって今の状況よりは良くなるということで、皆さん概ね賛成ということでありました。 で、2つ目の青写真についても質疑はありませんでしたけれども、それが示されているかどうかは、私も確認しておりません。 それから3つ目が、委員会として現地を視察したかどうかについては、各々が現地を確認しているというふうに委員長としては解しておりますので、よろしくお願いします。 以上です。
○議長(
五十嵐清美君) 19番、関口正司議員。
◆19番(関口正司君) 県の事業なので神栖市は知りませんということでよろしいんでしょうか。それで、しかも計画の青写真は出ている、できているということなので、少なくとも我々議員はそれを知る必要があると思いますので、議会にその青写真も明示していただければと思います。これは後ほどお願いしたいと思いますけれども、その上で現地の市民の方に我々もちゃんと説明できるようにしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに質疑ございませんか。--質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 ここで暫時休憩いたします。
△休憩 午後2時15分
△再開 午後2時15分
○議長(
五十嵐清美君) 休憩前に引き続き、再開いたします。 これより討論に入ります。 まず、議案第4号 神栖市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例に対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第4号 神栖市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 次に、議案第5号 神栖市
運動施設利用条例の一部を改正する条例に対する討論に入ります。 本案に対する反対討論の通告がありますので、これを許可いたします。 19番、関口正司議員。 〔19番 関口正司君 登壇〕
◆19番(関口正司君) 討論に先立ち、本会議に対する意見を述べさせていただきます。 ロシアのウクライナ侵略、しかし時代は確実に進んでいます。全国に先駆けて神栖の議会は、ロシアの暴挙を糾弾する決議をし、全国で世界中で決議され、抗議行動が巻き起こっています。今こそ核兵器禁止条約を日本も批准すべきです。核兵器と人類は共存できないことを認識すべきです。命のすばらしさ、地球のすばらしさを深く認識し、守るために、平和な社会建設のために、党派を超えて全力を尽くそうではありませんか。それには、いかなる軍事支援も避けることです。どんなことがあっても、戦争に加担することも武力支援など決してあってはなりません。平和憲法を世界に普及することこそ、世界で一文字も改定していない、憲法は世界最高の力ある憲法です。戦後77年、命を守ったのは憲法のおかげです。自公政権の憲法改悪反対を主張し、反対討論とします。 5号議案に反対いたします。 今、子どもたちは大変な思いをしています。政府の子ども対策はいじめそのものです。その根底には、最高の上位の法律、憲法を厳守しないことにあります。26条は、義務教育は無料とするとはっきり謳っています。行政に対する市民の命令です。今は何をさておいても、子どもの成長は、行政の責任は重いと思います。 本案では、市内の子どもの利用にも料金を課すとなっていますが、子どもは未来の宝と考えれば、親がしているように、子どもにかかる費用を全て持つように行政が責任持つべきだと思います。膨大に膨らんだ経済、格差の天文学的拡大、そして消費税など生活費にまで課税する行政の不公平を考えると、せめて子どもの料金、せめて市内の子どもたちには無料とすべきと考え、本案に反対いたします。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに討論ございませんか。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第5号 神栖市
運動施設利用条例の一部を改正する条例を採決いたします。 採決は起立により行います。 本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。 お諮りいたします。 本案に賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
五十嵐清美君) 起立多数であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第6号 神栖市はさき保健・
交流センターの設置及び管理に関する条例に対する討論に入ります。 本案に対する反対討論の通告がありますので、これを許可いたします。 19番、関口正司議員。 〔19番 関口正司君 登壇〕
◆19番(関口正司君) 6号議案に反対します。 はさき保健・
交流センターの建設に反対するものではありません。運営を
指定管理者にすることに反対するものです。これまでも何度も意見を述べてきましたが、改めて反対の意見を、理由を述べさせていただきます。
指定管理者制度は、2003年度の通常国会で決められたもので、新たな自治体リストラです。丸投げされる自治体業務は、市民のためと言って自治体の業務に目を向け、10兆円ビジネスとして、当初はごみの収集や焼却、学校給食や施設整備などが主でしたが、今や福祉や教育の分野まで手を広げ、とどまることを知りません。しかも、この方式に総括しないで、大変市民にとって、その影響は計り知れません。民間のノウハウをと必ず言いますが、それは自己否定になります。長年公務に関わってきた皆さん、職員こそ市民サービスのプロではありませんか。それは理由にはなりません。 しかも、委託によって、そこに働く労働者の賃金処遇等も下がり、逆にそこで人件費で経費を削減することしかありません。市にも回り回って、風が吹けば桶屋が儲かるになりかねません。市のためにも、市民のためにもなりません。 よって、この本案に反対いたします。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに討論ございませんか。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第6号 神栖市はさき保健・
交流センターの設置及び管理に関する条例を採決いたします。 採決は起立により行います。 本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。 お諮りいたします。 本案に賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
五十嵐清美君) 起立多数であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第7号 神栖市
児童厚生施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例に対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第7号 神栖市
児童厚生施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 次に、議案第8号 令和4年度神栖市
一般会計補正予算(第2号)に対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第8号 令和4年度神栖市
一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。 本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 次に、議案第9号 財産の取得について、4
事務用パーソナルコンピュータ等購入に対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第9号 財産の取得について、4
事務用パーソナルコンピュータ等購入を採決いたします。 本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 次に、議案第10号
神栖市道路線の認定についてに対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第10号
神栖市道路線の認定についてを採決いたします。 本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 次に、議案第11号
神栖市道路線の廃止についてに対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第11号
神栖市道路線の廃止についてを採決いたします。 本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 次に、議案第14号
工事請負契約の締結について、4
神栖市立神栖第三
中学校体育館外壁改修工事に対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第14号
工事請負契約の締結について、4
神栖市立神栖第三
中学校体育館外壁改修工事を採決いたします。 本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 次に、議案第15号
工事請負契約の締結について、4
神栖市立波崎第四
中学校校舎外壁改修工事に対する討論に入ります。 10番、
境川幸雄議員。 〔10番 境川幸雄君 登壇〕
◆10番(境川幸雄君) 15号議案に反対します。 これまで災害発生等において、市内に本店を置く建設業の皆さんには全面的に協力いただいてきたことに対して、地場産業育成を示してきた石田市政において、今回の入札においてコロナ禍で経営に苦しむ地元事業者ではなく、落札者は市外に本社を置く事業者です。今後まだまだ、コロナ禍やウクライナ紛争による物価高騰により苦しむ、市内に本店を置く技術的に問題のない事業者を救うためにも、見直しを求めるものであります。 15号議案への反対理由に対して議員各位の賛同を求め、反対討論を終わります。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに討論ございませんか。 15番、遠藤貴之議員。 〔15番 遠藤貴之君 登壇〕
◆15番(遠藤貴之君) 令和4年第2回
神栖市議会定例会議案第15号の賛成討論を行います。 私は、議案第15号に賛成いたします。 この事業は、市民が待ち望んでいた
神栖市立波崎第四
中学校校舎外壁改修工事に係る
工事請負契約の締結についてであります。入札制度の基準に沿って行われた一般競争入札によって決定した落札者と仮契約の締結が行われている現状であります。 一般競争入札については、透明性と公平性が最も担保されている入札だと言われている中で、入札の基準を厳しく守って行われた公正な競争によって決定した落札者と契約することは、適正であると考えます。 このことから、令和4年第2回
神栖市議会定例会議案15号に賛成いたします。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに討論ございませんか。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第15号
工事請負契約の締結について、4
神栖市立波崎第四
中学校校舎外壁改修工事を採決いたします。 採決は起立により行います。 本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。 お諮りいたします。 本案に賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
五十嵐清美君) 起立多数であります。 よって、本案は可決されました。 次に、議案第16号
工事請負契約の締結について、4
神栖市立横瀬小学校校舎外壁改修工事に対する討論に入ります。 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第16号
工事請負契約の締結について、4
神栖市立横瀬小学校校舎外壁改修工事を採決いたします。 本案に対する
委員長報告は
原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。
-----------------------------------
△日程第2 報告第1号 令和3年度神栖市一般会計継続費繰越計算書
○議長(
五十嵐清美君) 日程第2、報告第1号 令和3年度神栖市一般会計継続費繰越計算書の件を議題といたします。 本件につきましては報告案件でございますが、質疑はございませんか。--質疑がないようですから、本件はこれをもって報告済みといたします。
-----------------------------------
△日程第3 報告第2号 令和3年度神栖市一般会計
繰越明許費繰越計算書
○議長(
五十嵐清美君) 日程第3、報告第2号 令和3年度神栖市一般会計
繰越明許費繰越計算書の件を議題といたします。 本件につきましても報告案件でございますが、質疑はございませんか。--質疑がないようですから、本件はこれをもって報告済みといたします。
-----------------------------------
△日程第4 報告第3号 令和3年度神栖市一般会計事故繰越し繰越計算書
○議長(
五十嵐清美君) 日程第4、報告第3号 令和3年度神栖市一般会計事故繰越し繰越計算書の件を議題といたします。 本件につきましても報告案件でございますが、質疑はございませんか。--質疑がないようですから、本件はこれをもって報告済みといたします。
-----------------------------------
△日程第5 報告第4号 令和3年度神栖市下水道事業会計継続費繰越計算書
○議長(
五十嵐清美君) 日程第5、報告第4号 令和3年度神栖市下水道事業会計継続費繰越計算書の件を議題といたします。 本件につきましても報告案件でございますが、質疑はございませんか。--質疑がないようですから、本件はこれをもって報告済みといたします。
-----------------------------------
△日程第6 報告第5号 令和3年度神栖市
下水道事業会計予算繰越計算書
○議長(
五十嵐清美君) 日程第6、報告第5号 令和3年度神栖市
下水道事業会計予算繰越計算書の件を議題といたします。 本件につきましても報告案件でございますが、質疑はございませんか。--質疑がないようですから、本件はこれをもって報告済みといたします。
-----------------------------------
△日程第7 報告第6号
公益財団法人神栖市文化・
スポーツ振興公社の令和3年度
事業報告及び決算並びに令和4年度
事業計画及び収支予算について
○議長(
五十嵐清美君) 日程第7、報告第6号
公益財団法人神栖市文化・
スポーツ振興公社の令和3年度
事業報告及び決算並びに令和4年度
事業計画及び収支予算についてを議題といたします。 本件につきましても報告案件でございますが、質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 19番、関口正司議員。 〔19番 関口正司君 質問者席へ移動〕
◆19番(関口正司君) では、質問させていただきます。通告してありますので、その通告に従ってお願いいたします。 コロナ感染症の自粛で、文化スポーツがどのような影響を受けたか、今年度の見通しと今後の課題をお願いしてあります。 まず第1に、コロナによる運営施設への影響はどうだったか。特に、主な実施事業と分析、実績などをお願いいたします。 次に、事業の自主事業の収入について伺います。令和2年度、令和3年度をお願いいたします。 また、管理委託料は膨大な額になるんですが、管理委託料の2年度、3年度をお願いいたします。 文化施設と運動施設について、個別に額をお願いいたします。 次に、法人管理委託料の支出、その明細について、詳細なものを伺います。 以上、1回目お願いいたします。
○議長(
五十嵐清美君)
文化スポーツ課長。
◎
文化スポーツ課長(新井崇人君) ただいまの関口議員のご質問にお答えします。 新型コロナウイルス感染症拡大の影響についてのお尋ねでございますが、令和3年度における神栖市文化センターの自主事業は、14事業、21公演を計画しておりましたが、そのうち5事業、6公演が中止となり、開催公演については、入場制限を観客数の50パーセントとする感染症対策を行っております。また、運動施設の自主事業は、42事業、50教室、21大会を計画しておりましたが、そのうち13事業、6教室、8大会が中止となり、開催した教室大会などについては、時間の短縮や人数制限など感染症対策を行っております。 続きまして、コロナの影響による文化
スポーツ振興公社の事業や運営や施設管理に影響がないかのお尋ねでございますが、令和2年度よりは、自主事業収入や利用料収入は上向きとなりましたが、自主事業収入をコロナ禍以前の平成30年度と比較しますと約34パーセント、令和元年度と比較いたしますと、約45パーセントの状況でございます。 文化
スポーツ振興公社に確認したところ、公演などの中止により自主事業収入等が減少になっておりますが、一方で、公演の中止などにより公演委託料などの支出が抑えられたことから、収支において調整を行いながら運営できたとのことですので、施設運営や公社職員の処遇には影響ないとのことでございます。 今年度の見通しとしましては、いまだ新型コロナウイルス感染症の見極めが不透明な状況でありますが、各種自主事業や施設利用については改善していくものと予測しております。 なお、事業を進めていく上では、市民の不安を払拭し、安全を確保することを前提とし、感染リスクの必要な対策を講じ、万全を期して実施するとのことでございました。 また、今後の課題といたしましては、自主事業収入や利用料収入が改善方向にあるものの、運動施設の多くが老朽化が進んでいる状況であり、施設の安全性と機能を継続的に確保するため、効率的、効果的な点検、修繕を実施し、施設の適正管理及び長寿命化に努めていくとのことでした。 当市といたしましても、施設運営維持管理については、令和2年度に策定しました運動施設等長寿命化計画に基づき、市民が安心して施設を利用できるよう計画的に運動施設の改修について、
指定管理者と連携を図ってまいりたいと考えております。 次に、科目の事業収入のうち、自主事業収入についてのお尋ねでございますが、文化振興、スポーツ振興、自動販売機設置や物品販売などの公益目的外収入の合計額で申し上げます。 令和2年度の事業数が23事業、自主事業収入については543万8,955円であり、令和3年度の事業数が38事業、自主事業収入は1,100万6,736円でございます。前年度と比較しますと、15事業の増、自主事業収入は556万7,780円の増となっております。 文化センター、運動施設ともに新型コロナウイルス感染拡大前の水準には戻っておりませんが、新型コロナウイルス新規感染症の減少などに伴い、実施可能なイベントと利用者が増えている状況でございます。 次に、科目の事業収入のうち、管理運営受託収入についてのお尋ねでございますが、市返還金を差し引いた額で申し上げます。令和2年度は、文化センターが8,563万1,117円、運動施設が3億3,078万5,838円、合計4億1,641万6,955円であり、令和3年度は、文化センターが8,528万1千円、運動施設が3億3,633万2千円、合計4億2,161万3千円でございます。前年度と比較しますと、合計で519万6千円の増となっております。 増額の理由につきましては、自主事業収入や施設利用料収入が増加したものの、主に運動施設の維持管理の支出が増加したことにより、市への余剰金の返還が減少し、総額で増額しているものでございます。 続きまして、法人管理委託料の内訳でございますが、決算額が3,826万3,206円であり、主なものを申し上げますと、常務理事の報酬や理事会及び評議委員の報酬として345万6千円、事務局長及び総務グループ職員に対する給与として1,329万5千円、職員に対する諸手当として873万9,350円、福利厚生費として579万2,576円、事務局事務用品などの消耗品として69万7,901円などとなっております。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 19番、関口正司議員。
◆19番(関口正司君) 今報告がありましたように、実施事業の収入は数百万円でした。昨年はちょっと増えて1千万になったようですけれども、平成30年は600万円程度ですから、自主事業は数百万円程度で維持しているわけです。それに対して、運営管理受託料、収支は今報告があったとおり3千何百万円の世界ですけれども、4億2千万円足らずを毎年出しているんです。 ということは、市で運営しても管理者に頼んでも同じということなのじゃないでしょうか。むしろ、このことによって、今、管理料が3千何百万円と言いましたけれども、その中でいろいろ給料払ったりなんかして、その他経費で引かれていると思うんですが、その他経費が余分にかかるようになるんじゃないでしょうか。 それを考えたときに、このままでいいのかどうか、もう一度お願いします。
○議長(
五十嵐清美君)
文化スポーツ課長。
◎
文化スポーツ課長(新井崇人君) ただいまのご質問にお答えします。 指定管理の導入による具体的に経費の関係でございますが、効果という形でご答弁させていただきます。 施設の指定管理につきましては、市民の文化振興の向上や市民の健康の増進、心身のリフレッシュ、生涯スポーツの振興等を目的とした公共施設の管理運営に民間が参入することにより、民間の能力を活用し、質の高い市民サービスを提供することができまして、施設の管理運営についても、コストが削減が図れるなどの効果があると認識をしているところでございます。 本市の
指定管理者の制度の運用にあたっては、民間事業者の強みを生かし、より良い市民サービスを提供できるよう、持続的な運営、継続的な改善に努めているところでございます。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 19番、関口正司議員。
◆19番(関口正司君) へりくだって謙虚に、民間のノウハウを利用するということで言っているんだと思いますが、民間以上に私は職員の皆さんはプロだと思います。行政のプロだと思います。そういう意味では、行政がやることによって、質が落ちるとかそういうことはないと思いますので、ぜひ今後、直営にしていただきたいということを要望して終わります。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに質疑ございませんか。 5番、
佐々木義明議員。 〔5番
佐々木義明君 質問者席へ移動〕
◆5番(
佐々木義明君) それでは、報告第6号について質問させていただきます。 指定管理制度は、2003年、平成15年に地方自治法の改定により始まった制度です。神栖市のホームページに、
指定管理者制度の情報がありました。公の施設の管理運営を法人その他の団体等に、民間業者が行い、事業の発想やノウハウを有効活用し、市民サービスの向上と経費の節約を図りながら、多様化する市民ニーズに、より効率的、より効果的に対応していくための制度とありました。 それまでの管理委託制度から指定管理制度に移行し、神栖市では2006年4月から指定管理制度を導入しています。令和3年第4回の定例会のときに質問させていただきましたが、曖昧な部分があった部分と、今回、決算書による新規疑問などについて質問したいと思います。 最初に、同じ
指定管理者制度を使う事業において矛盾に思うことがあります。それは施設使用料についてですが、防災アリーナは減免補填あり、片や指定管理では文化
スポーツ振興公社は補填がないようです。そこで質問ですが、行っている仕事も同じようですが、違いがあるのはなぜでしょうか。不公平にならないのか、減免補填あり、なしの理由についてお伺いします。 それから、令和4年度
事業報告の収支計算書総括表に、神栖市返還金の項目がありました。どうやら神栖市に返金しているようです。3年度は文化振興事業とスポーツ振興事業と合わせて154万円ほど返金があったことから、質問ですが、返金とはどのようなことから市に返還しなければならないのか、理由についてお伺いします。 次に、神栖波崎地区においては、施設が合わせて30ほどあると認識しております。
指定管理者制度において、その施設は全て運営がうまくいっているのか疑問に思います。コロナ禍の影響でなく、市民のスポーツに対するニーズに合っていないところもあり、使用頻度が極端に低いところがあると感じます。例えば、支出の事業の別表にあるパターゴルフの芝刈り管理を含めた委託料については、年間1,200万円以上の費用であり、昨今の施設使用状況から見ても、収支のバランスが取れている状況とは思えません。 そこで質問です。各運動施設の収益について、全体的にコストバランスはどのようになっているのかお伺いして、1回目の質問を終わりにします。答弁よろしくお願いします。
○議長(
五十嵐清美君)
文化スポーツ課長。
◎
文化スポーツ課長(新井崇人君) はじめに施設利用料について、防災アリーナと公社の減免補填の違いのお尋ねでございますが、
指定管理者制度においては、施設の利用料金は
指定管理者の収入として収受させるものとなっております。このようなコロナ禍の状況におきまして、市からの指示、要請により休館したものについては、基本協定や事業契約等により、リスク分担表の政治・行政的理由による事業変更や事業方針の変更等、市の責に帰すべき事由による事業の中止、遅延リスクにあたり、市が負担者と定めているため、休業補償をするものでございます。 神栖防災アリーナにつきましては、市の指示により減免や施設の休館等をする場合、事業契約書第78条により、本来事業者が得られるはずであった収入を市が事業者へ補償する旨の契約となっております。そのことにより、令和2年度、3年度ともに補償をしております。 文化
スポーツ振興公社につきましては、利用者数、イベント等の減少に伴う事業収益減少についての補償は、基本協定書により、不可抗力によって発生した費用等の負担は損害状況の確認を行った上で協議を行い、費用負担等を決定しているとしております。令和2年度においては、新型コロナウイルス感染症のまん延による休館、時短営業などを行ったことに伴い、収入が減少したことから、当初、協定に基づき補償を行いましたが、決算時において、休館などにより支出しなかった経費について、市に返還をしております。 なお、令和3年度においては、休業補償額と休業に伴い支出しなかった経費を算出したところ、支出しない経費が上回ったため、協議を行い、休業補償は発生はしておりません。 次に、公社の決算書において、委託料の一部を市に返還している理由についてのお尋ねでございますが、文化
スポーツ振興公社につきましては、公益財団法人であることから、公益認定法の規定により、各事業年度において収支が均衡することが求められております。よって、剰余金が出た場合は当市へ返還し、精算する手法としているところです。 次に、各運動施設の収益についてのお尋ねでございますが、平成31年度に作成しました神栖市スポーツ施設利活用方策検討業務報告書の施設の利用1件当たりの平米換算における維持管理コストで見ますと、競技種目ごとにコストの傾向として確認ができまして、低コストの主な施設として、海浜温水プールが1千円、海浜テニス場が3千円、神之池テニス場が4千円となっており、高コストとなっておりますのが、若松運動場のトラックが17万7千円、同じく若松運動場のフィールドが16万6千円、神之池野球場が13万6千円となっております。全体の平均コストは4.8万円で、39施設のうち26施設は平均コスト以下でございます。 そのほか、調査研究の対象とはなっておりませんでしたが、神之池パターゴルフ場についても、維持管理コストが高いものと認識をしておるところでございます。 施設の収益に関し、全体的にこういった維持管理コストの結果を含めた中での施設状況から、老朽化している施設について、リニューアルなどを検討していくにあたり、利用コストを踏まえました初期費用、運用費用の積算も重要になってくることから、計画的に調査をしてまいりたいと考えているところでございます。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 5番、
佐々木義明議員。
◆5番(
佐々木義明君) 答弁ありがとうございました。 補填については、市のほうで補償しているということの契約ということが分かりましたが、同じような形態なので、前例があるのでどうかなと思いますが、それは少し理解しました。 返還金については、使った経費というようなことの返還ということもあり、そういったものが返還があるかと思います。 最後に、30施設ある中で26施設あたりが、やはり、かなり負の遺産というようなものも考えておりまして、1回目の質問に対しての答弁で、重要視することは、収支バランスが取れていない施設が大いに見受けられます。収益より費用が加算する施設に対する考えですが、集客が見込めない施設に対しては、思い切った対策も必要かと思います。 例えば、市民サービスや時代背景に沿った別の施設にするような抜本的な見直しをしないと、税金の無駄遣いに今後も続くと思います。行政の悪い慣例は、不利益であっても、開設した以上、施設の存続を重視し、本来の考えにかなったものでなくとも、運営を継続しているところだと私は感じております。一般企業では考えられません。駄目なものは駄目と思い切った対策を講じ、経費の無駄遣いをなくすような管理運営をしていただきたいと思います。 当然、報告をしっかり理解した上で、見直しや是正等、先ほど話ありましたが、行政が行うものと理解しております。 それでは、2回目の質問ですが、1回目で質問のことを踏まえ、質問したいと思います。 公益財団法人は、公益事業を主な目的として活用している法人です。あくまでも民間企業の一つであり、そのため働いている団体職員であり、国や自治体などに所属している公務員とは異なると思います。 そんな民間企業である文化スポーツ公社は、今回の決算報告を見る限り、営利重視とは思えません。片や、神栖防災アリーナは、経営背景からみても営利重視だと感じます。同じ企業並びに
指定管理者で違いがあるのはなぜか、疑問に思います。 そこで質問ですが、同じ民間企業で利益重視などの観点から、収益に不公平が生じないのか、お伺いします。 次に、先ほど申し上げたように、神栖の指定管理制度が導入から16年ほど経ち、主な業務は、公の施設管理の運営を行うことを目的としております。小泉内閣の重要政策により公営民営化が推進されるようになり、1つ危惧していることは、施設を所有するものと実際にサービスを提供するものの管理者が別なため、市に代わり施設の運営をするにあたり、市が運営の意識を持ちにくくなるので、悪い言葉で言うと、人任せにならないかと心配であります。 そこで質問ですが、神栖市から現在に至るまで、
指定管理者制度はどのように改革されていったのか、お伺いします。 次に、何でもそうですが、事業をつかさどる上で何かとかかるのが経費です。決算報告からも、指定管理の運営には公に勝る内容が求められております。日頃の経費節減には尽力していると思いますが、費用については、令和3年第4回の議会の折、当時の主管課の遠藤課長に質問した経緯があります。そのときの答弁では、今後どの程度削減されるかなど効果を検証するとの答弁をされていましたが、市として、
指定管理者制度を導入したことによる成果である試算をしていただきたいと思います。 そこで質問ですが、改めて、特にコスト面で今後、効果を検証していくべきと考えますが、その考えについてお伺いして、2回目の質問を終わりにします。答弁よろしくお願いします。
○議長(
五十嵐清美君)
文化スポーツ課長。
◎
文化スポーツ課長(新井崇人君) ただいまの佐々木議員のご質問にお答えします。 私からは、民間企業と公益法人での利益重視などの観点から、収益に不公平が生じないかということと、市民にとってどのような影響があるかとのお尋ねにお答えをさせていただきます。 文化
スポーツ振興公社につきましては、1回目のほうのご答弁をさせていただきましたが、公益財団法人であることから、公益事業を第一の目的としており、余剰金が発生した場合には、市に返還をしていただいているところでございます。 一方、防災アリーナにつきましては、収入見込額よりも収入実績額が上回る場合には、増収相当額の30%の額を収入見込額の6%を上限としまして、委託料を減額として支払う旨の契約となっており、現在の運用といたしましては、そのような場合は、第4四半期に支払う指定管理委託料で調整しているところでございます。 いずれも、見込み以上の収益が出た場合には、市への返還、もしくは還元されるという仕組みになっております。 また、
指定管理者制度導入の目的は、多様化する住民ニーズに、より効果的、効率的に対応するため、公の施設の管理に民間の能力を活用することにより公共サービスの向上を図るとともに、併せて経費の削減等を図ることにございます。
指定管理者にも、民間企業、公益法人、NPO法人、その他団体があり、それぞれ目的意識などは異なる状況かと思います。 令和4年3月の総務省発出の公の施設の
指定管理者制度の導入状況等に関する調査結果によりますと、令和3年4月1日現在のレクリエーション・スポーツ施設については、全国で529施設中、民間企業は115施設で、その割合は21.7パーセント、公益法人は190施設で、その割合は35.9パーセントと、両種別で50パーセントを超えております。受け手であります
指定管理者は、一般的には自己の目的意識などを有しており、それぞれサービスの質をさらに高めるために努力をしていると考えております。 当市としては、
指定管理者の目的意識などが当該施設の設置目的に合致しているかどうか、達成できるかどうか、定例会議、実績報告、アンケート、管理状況の検証など、それぞれの受け手の特性を生かした中で、最大限の効果を発揮できるよう、
指定管理者との協議、調整を行っているところでございます。 現在のところ、運動施設における民間事業者を活用した取組については、民間事業者ならではのノウハウを生かした柔軟な運営がなされまして、サービスの向上や利用者の拡大というものが図れてきたものと考えております。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君)
行政経営課長。
◎
行政経営課長(相原康秀君) 私からは、
指定管理者制度の観点から、これまでどのように改革されてきたのか、また指定管理にかかる費用について、改めて効果を検証していくべきではないかというご質問にお答えをしてまいります。 議員ご承知のとおり、
指定管理者制度は、平成15年9月に施行された地方自治法の一部を改正する法律において制度化されたもので、それまでの管理委託制度から、施設の管理運営全般を管理事業者に委ねることができる制度を通したものでございます。この制度の狙いは、民間も含めた事業者のノウハウを生かし、住民サービスの向上と経費の節減を図ろうとするものでございます。これは制度化されて以降、その趣旨や目的というものは、これまで変わってはいないと認識をしているところでございます。 地方公共団体は、地方自治法において、最少の経費で最大の効果を上げるようにしなければならないと定められており、このことから、市といたしましても、市民サービスの向上や経費の節減などを総合的に勘案した結果、効果が十分に見込めると判断した場合、制度導入に向けての諸手続を進めることとしておりますので、
指定管理者制度を導入するとした時点で、直営よりも有利であるという判断をしたこととなると考えております。 ちなみに、指定管理施設における市民サービスの向上という面で申し上げますと、施設ごとに制度を導入した当初と、感染症の影響が及ぶ前になりますけれども、平成30年度の実績と比較して申し上げますと、現在導入している施設全体で見ますと、約7万8千人利用者が増加しておるところでございます。このようなことからも、サービス等が充実してきたことにより、利用者のほうも増加につながったものと考えております。 指定管理施設については、毎年度、所管課が指定管理事業者から各契約ごとに収支の状況、開館日数や利用者数などの利用状況、サービス向上に向けて取り組んだ改善策、利用者満足度調査の結果とその結果への対応などの報告を受け、この報告に基づいて、コストだけでなく多角的に評価をしておりますので、効果の検証という面においても、導入以降、このような形で継続的に行っておると考えております。また、この結果につきましては、
指定管理者の管理運営に関する評価表といたしまして、公表をさせていただいておるところでございます。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 暫時休憩いたします。
△休憩 午後3時06分
△再開 午後3時07分
○議長(
五十嵐清美君) 再開いたします。
行政経営課長。
◎
行政経営課長(相原康秀君) 失礼いたしました。 先ほど申し上げた中に、答弁の中に申し上げておりますけれども、毎年度報告を受けた中で評価をしていると、コストも含めて、これは、それが適正かどうかというところを判断して、適正であるという結果を受けて公表しているというところでございます。 これまでに、過去3年間等を見ましても、適正であるという評価以下の評価、適正ではないとか、そのような評価になったところはございませんので、適正レベルを保ちながら、導入以降、この制度は活用されてきているというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 5番、
佐々木義明議員。
◆5番(
佐々木義明君) 今、コストについて、いろいろお話も受けて、本当に指定管理のほうが直営よりもいいのかという部分については、ちょっと疑問に思うんです。 例えば、直営で何億円とか、指定管理で何億円とか、はっきり数字で分かれば、皆さん納得すると思うんですよ。数字として効果を今後重要視して、試算していないのであれば、別の会計職員に依頼してでも、コスト面での効果を結論づけることを要望しておきます。 それでは、3回目の質問をしたいと思います。 先ほど1回目の最後に伺ったように、30ある施設の管理は大変だと思います。利益を生む施設ばかりではないことが分かりましたが、3年度決算資料での運動施設の利用状況を拝見したところ、高松運動公園の利用人数が出ておりました。野球場が1,500人の利用で、サッカー場はさらに少なく1,991人とありました。資料を見る限り、使用状況がほかの施設と比べ、極端に少ないと感じます。 令和3年第3回定例会の一般質問で、借地による運動公園の考えについてお伺いしましたが、そのとき小貫部長は、現在、移動する予定はないが、今後、借地のことも踏まえ、検討してまいりたいとの答弁がありました。報告を受けてから幾分経っておりますので、使用頻度が少ない施設に対して年間600万円ほどの費用を払い、運営しているのはどうかと思います。経費の無駄に大きく関与したものになっていると思います。 最後の質問になりますが、無償の場所に替えることを真剣にご検討いただいているのか、率直な考えをお伺いしたいと思います。 最後の質問ですが、これは市民からの情報によるものです。 その方は、体育館を借りることを目的にその場所に行ったそうです。しかし、体育館に行っても誰もいないことから不安になったとのこと。受付場所がどこなのか分からないということでした。その後、受付が確認できたそうですが、受付の位置を把握するような案内があってもいいのではというものでした。 私も、つい最近ですが、その施設に行きましたが、武道館の奥まったところまで行かないと、受付場所は確認できませんでした。そこで質問ですが、受付はこちらの事務所までお願いしますなどの、利用する方の時間の手間を省くなど市民の利便性につながるものと思う看板設置をご検討していただきたいと思いますが、見解があればお願いいたします。 以上で質問を終わりにします。
○議長(
五十嵐清美君) 教育部長。
◎教育部長(小貫藤一君) ただいまの佐々木議員のご質問のうち、高松運動広場と運動施設の受付表示についてお答えさせていただきます。 高松運動広場の移転につきましては、仮に移転する場合には、既存の施設の撤去及び整地費用や、移転先の整備費用などが必要となりますので、現在、新型コロナウイルス感染症の影響下の中で、市の財政状況等を考慮しますと、現時点で移転することは、ちょっと考えておりません。今後につきましては、運動施設の長寿命化計画や、令和2年度にまとめました体育施設のリニューアルや施設の整備による活性化方策に関する調査研究等に基づき、市内運動施設の整備を図ってまいりますので、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。 次に、運動施設の受付表示のことについてでございますが、こちらについては、早急に各施設の状況を確認して、市民に分かりやすい窓口表記の設置につきまして、適切に対応させていただきたいと思います。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに質疑ございませんか。--質疑がないようですから、本件はこれをもって報告済みといたします。 暫時休憩いたします。
△休憩 午後3時14分
△再開 午後3時14分
○議長(
五十嵐清美君) 休憩前に引き続き、再開いたします。
-----------------------------------
△日程第8 議案第18号 損害賠償の額を定め、和解することについて
○議長(
五十嵐清美君) 日程第8、議案第18号 損害賠償の額を定め、和解することについてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 市長。 〔市長 石田 進君 登壇〕
◎市長(石田進君) 令和4年第2回
神栖市議会定例会に追加提出いたしました議案につきまして説明をさせていただきます。 今回の提出案件は、損害賠償の額を定め、和解することについて1件でございます。 議案第18号につきましては、損害賠償の額を定め、和解することについてであり、公用車と相手方車両の接触により発生した交通事故について、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
○議長(
五十嵐清美君) 提案理由の説明が終了いたしましたので、これより質疑に入ります。 本案に対する質疑の通告がありますので、これを許可いたします。 最初に、9番、
石井由春議員。 〔9番 石井由春君 質問者席へ移動〕
◆9番(石井由春君) 今、市長から提案理由を伺いました。 なかなか公用車、あるいは私用車もあるんでしょうけれども、職員の事故が定例会のたびに、私の感覚なのかどうか分かりませんけれども、多いように感じます。それで、以前の定例会においても、研修をやってアフターケアもちゃんとしていますよと、そういうことに私も聞きながら、この定例会では賠償の案件はないのかなと思ったら、また追加でありまして、その間いろいろ専決の報告とかあって、多いような感じもしているんです。 それでちょっと何点かお聞きしたいんですけれども、推移見るために発生件数、ここ3年ぐらいでいいんですけれども、公用車も含め、私用車も含めて、もし分かればお願いしたいと思います。
○議長(
五十嵐清美君)
契約管財課長。
◎参事兼
契約管財課長(鈴木雅之君) ただいまの石井議員のご質問にお答えいたします。 公用車等の事故発生件数についてのお尋ねでございますが、過去3年の公用車の自動車事故の発生件数につきましてですが、令和3年度に19件、令和2年度に15件、令和元年度に22件ございました。 また、公用車以外の私用車による自動車事故につきましてですが、職員課の把握によります数値ですが、令和3年度に17件、令和2年度に11件、令和元年度に9件となっております。 私からは以上です。
○議長(
五十嵐清美君) 9番、
石井由春議員。
◆9番(石井由春君) 期待したよりも何か増えているような答弁でしたよね。 それで、物損事故だから賠償請求があって、100・ゼロも多いんです。ちょっとしたミスで事故を起こして、そういう事案が最近すごく目立つ。これは執務体制がどうなのか、労働が大変なのか、いろんな原因があって事故に結びつくと思うんです。ただの注意不足じゃないと思うんです。 それで、このたびのこの事案なんですけれども、これ単独で運転していたものなのか、同乗者がいたものなのか。それと、正規非正規ということじゃないんだけれども、車運転する人は正規職員が多いと思うんです。だから、割合は正規職員が多いと思うんですけれども、その辺が分かればお示ししていただきたいと思います。 それから、例年やっているんですけれども、事故後の対策です。事故は不注意だから誰でも起こします。だけれども、勉強するのが人間だから、次に起こさないためにはどうしたらいいのかとやはり考えないといけないです。これは物損だからいいけれども、相手に傷害を与えてしまったり、死亡事故につながることもあるんです。そういうことも考えながら常日頃、私もこれ言い出しっぺですから、自分に律しながら質問しているわけですよ。私も常日頃、そういうふうに考えていますから、そういう中でやっぱり職務を遂行していくということも大事なんです。 それで、職員は入ったら服務の宣誓と上司にするよね。職員のために全体の奉仕者として頑張りますと、これは絵空事じゃなくて、基本、大事なことなんです。これをやっぱり常に自分で持っていないと、大きくざっくり言っちゃうと事故につながるのかなと思うんです。 最近は、私、以前も申し上げましたけれども、皆さん、ちゃんと記帳もするし、ネームもするようになりました。だから、こういう状態が大事なんです。やっぱり分からなくなったら元に、原点に帰るというのが必要だと思うんです。だから、そういうことも踏まえながら、今後事故の、だんだん増えてきているわけだから、より対策をどうしていくのか。ガバナンスがどうのこうのまで言いませんよ。だから、組織の例えば、そのセクションの長が朝来たときに、おはようございますと言ったときに、その人の体調がどうなのか、そういったのをやっぱり判断するのは監督者の責任だから、常にそういうことを思いながら業務に携わってほしいと思います。 それから、これから事故後の対策をやっていますとありきたりの答弁になると思うんですけれども、そういう話になると思うんですが、その職員の懲戒基準というのがあって、も含めて、さっきこの議会で公平委員会の話もありました。我々、職員もそうなんですけれども、懲戒に始まって、それに伴って分限が発生して、それに伴って不服だったら公平委員会に訴えるという手法もあるんです、組織として。だから、そういう中で、それを常に頭の隅のどこかに入れて、我々公務員はこういう身分保障されているんだけれども、これだけはちゃんとしていかなければならないと自分に律しながら、やっぱり職務に精励してほしいと思うんです。 そういう中で、神栖市職員懲戒基準というのがございます。これ結構、今アップデートと改正して、言い方、今風に言うとアップデートですよね。これ、令和2年6月1日から新しい施行して、懲戒処分の適用について、いろいろそこにあるわけだよね。いろんな基準を定めて。その中で、飲酒運転交通事故、交通法違反と欄があるんです。その中に、飲酒運転は論外ですけれども、物損措置義務違反というのがあるんです。この中で、この該当者の丸があって、停職、あるいは減給、訓告というのがありますよね。こういうのがあるんだけれども、これ実際、こういうことを実施されているのか。形だけなのか。そういうのも分かれば、お示ししていただきたいと思います。 懲戒基準の話なんですけれども、今後これをまたどう改正していくのかも考えていたらば、その考え方もお示ししていただければと思います。 以上で2回目は終わりにします。
○議長(
五十嵐清美君)
契約管財課長。
◎参事兼
契約管財課長(鈴木雅之君) 私からは、ただいま石井議員の2回目の質問の中で、3点お答えさせていただきたいと思います。 まずはじめに、同乗者がいたのかというお尋ねがございました。報告されている中では、助手席に1名同乗者がいたということで報告を受けております。 次に、職種別、正規職員か会計年度職員かの内訳というお話がございました。令和3年度の公用車の事故19件のうち、正規職員の案件については12件、会計年度任用職員については2件、非常勤職員である消防団員による事故は4件、また、委託業者の職員による事故が1件という内容でございました。令和2年度につきましては、15件中、正規職員については12件、会計年度任用職員については3件ということでございます。また、令和元年度は22件中、正規職員については14件、会計年度任用職員については7件、非常勤である、こちらも消防団員でございますが、その分が1件という内容でございました。 また最後に、今後の対策、どのような事故防止ということをしていくのかということでございますが、職員に対しましては、職員課と連携して、事故を起こした職員を対象に、自動車教習所で行われる安全運転講習、これを受講させまして指導をしていくということにしております。また、公用車を運転する機会が多い若手職員に向けては、昨年度から新規採用職員を対象としまして、新たに安全運転研修というものを実施してございます。このほか、職員全体に向けましては、庁舎内のネットワークのインフォメーションで事故情報を掲示し、周知するとともに、公用車の事故発生件数等の情報等を公用車の貸出し窓口に掲示したり、安全運転を促す文言を車庫等に掲げまして、運転前に注意喚起を促すなど、職員の安全運転への意識高揚に努めているところでございます。 また次に、車両への安全対策としましては、安全運転の意識向上につながるものとして、ドライブレコーダーの設置というものを進めてございます。また、それ以外の安全対策として、バックモニターや衝突安全回避、自動ブレーキなどの安全装置を装備した車両、台数はまだまだ少ない途中でございますが、順次導入しているところでございまして、車両の入替えなどの際に、そういった装備を持つ車両を導入していくというようにしております。 今後も、職員の意識や運転技術、事故の状況などを踏まえながら、効果的な対策を検討しながら取り組んで、交通事故の防止に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 私からは以上です。
○議長(
五十嵐清美君) 職員課長。
◎職員課長(岡野康宏君) 私からは、ただいまの石井議員のご質問のうち、職員の懲戒基準についてお答えいたします。 職員の懲戒基準につきましては、神栖市職員懲戒基準に基づき、自動車運転に係る交通事故、交通法規違反の内容及び状況等により処分が異なっております。 飲酒運転の場合及び飲酒運転以外の人身事故の場合は、免職、停職、減給、戒告の処分、飲酒運転以外の交通法規違反の場合は、停職、減給、戒告の処分がございますが、職員本人の日頃の職務への勤務態度等が良好な場合など、処分が軽減される場合もございます。 この懲戒処分は、神栖市分限懲戒審査委員会規程に基づき、委員会で審議された結果を任命権者に報告し、処分を決定することとなっております。 なお、議員ご指摘の物損措置義務違反につきましては、案件のほうは確認されておりません。 今後も、交通事故防止のため、引き続き職員研修、自動車教習所での交通安全運転講習を実施するとともに、職員の処分内容について、現行の神栖市職員懲戒基準が適当であるかどうかを含め、検討してまいります。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 9番、
石井由春議員。
◆9番(石井由春君) 分かりました。 研修もやっているし、いろいろな車、あとハードにあまり頼らないで、先ほど私が申し上げたように、もう朝来たら、その職員の体調とか、そういうのが大事だと思うんですよ。もう本当に原点に戻って、いろんなことをやっても、これはなかなか交通事故が少なくなるとは思いません。これ、このあいだの職員も、全体で1,300人いて、では、この事故、1,300人に対して多いのかなというのも、少ないのかなという感覚じゃなくて、本当はゼロにしてほしいんです。だから、そういうことも含めながら、あまりものに頼らないで気持ちに頼る、精神に頼るというか、古いのかもしれませんけれども、そういうことで未然に防げればいいのかなと思います。 本当に大きい事故になってから、障害者をつくってしまったり、ある程度は死亡事故につながることもあるので、この当該議案の事故についてだって、2人同乗、もう一人いたわけだから、同乗者の責任もあるわけですよ、交通法によれば。だから、飲酒だって一緒に同乗していたら同じ罰則を取られるでしょう。そういうのと同じなんですよね。だから、2人で行くときは、もう一歩、助手席にいた人も気をつけて、そういうことなんですよ。事故を未然に。研修をいくら、車を新しいの、ドライブレコーダーいろいろ入れたって、事故は防げませんので。それから、自動車教習場へ行ってやりますと、これも形だけで、すぐ忘れちゃうから、人間って。だから、朝来たら、やっぱり毎日体調管理を含めて、今日も事故のないようにということで出ると、そういうことを繰り返して事故を少なくしていただければ、私からの気持ちで。 それから、今、懲戒基準の話ししました。私は、懲戒基準を厳しくしろと言っているわけじゃない。こういう事故を起こしたら、こういうペナルティもあるよと。そういう認識、広報PRも職員にもう一度周知しながら、職員課のほうでしたほうがいいのかなと思いますので、あとはその辺を要望にして、お願いして質問を終わります。 以上です。
○議長(
五十嵐清美君) 次に、19番、関口正司議員。 〔19番 関口正司君 質問者席へ移動〕
◆19番(関口正司君) 今の石井議員の質問でほぼ分かりましたので、1つだけ確認させてもらいます。 双方怪我もなく、しかも早い解決のために議会の議決を求めたもので、丁寧な処理は何よりだと思います。 それで、今回の事故の場合、警察にもちろん届けたと思うんですけれども、道交法上の罰則はどうなったのか。 それで、もう一つは、先ほども懲戒問題が出ていますけれども、結果、今回の事故で、その職員の処分はどんなことがされたのか、お願いいたします。
○議長(
五十嵐清美君) 答弁を求めます。
道路整備課長。
◎
道路整備課長(梅原秀市君) ただいまの関口議員の質問にお答えします。 道交法の処分につきましては、警察にその辺の確認はまだしておりませんので、後日、確認しましてご報告させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君)
道路整備課長。
◎
道路整備課長(梅原秀市君) 大変失礼しました。 ただいまの関口議員の質問にお答えします。 今回、人身事故なく物損事故ということで、道交法の処分はないということでございます。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 暫時休憩いたします。
△休憩 午後3時34分
△再開 午後3時34分
○議長(
五十嵐清美君) 休憩前に引き続き再開いたします。 職員課長。
◎職員課長(岡野康宏君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 職員の懲戒処分についてでございますけれども、物損事故ということもありまして、現在、詳細調査中ということもありまして、現在のところ懲戒処分に値するかどうかというところは検討中でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 暫時休憩いたします。
△休憩 午後3時35分
△再開 午後3時35分
○議長(
五十嵐清美君) 再開いたします。
◎職員課長(岡野康宏君) ただいまの関口議員のご質問にお答えいたします。 今回の事故に関しましては、物損事故ということもありまして、現在のところ詳細調査というところもありますので、懲戒に値するかどうかということは、検討中ということになっております。 以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 19番、関口正司議員。
◆19番(関口正司君) この事故については怪我もなく、何も心配なく円満に解決したということで、職員をやっぱり大切にするということから、簡単に処分はすべきではないと思いますので、よろしくお願いいたします。終わります。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに質疑ございませんか。 10番、
境川幸雄議員。 〔10番 境川幸雄君 質問者席へ移動〕
◆10番(境川幸雄君) 何点か確認させてください。 まず、この車両が購入車両なのか、リース車両なのか。それから、AT車だったのか、マニュアル車だったのか。 それと、今回の58万円ぐらいの財源が使われていると思うんですけれども、この財源、何を充てているのかについて、ちょっとまず1点、お聞かせください。
○議長(
五十嵐清美君)
道路整備課長。
◎
道路整備課長(梅原秀市君) ただいまの境川議員の質問にお答えします。 事故を起こした車両でございますが、神栖市所有の公用車で、ダンプとなってございます。ダンプで、大変申し訳ございません、私も乗ったことがございませんで、マニュアルだと認識しておるんですが、その辺はちょっと確認しておりましてません。すみませんです。 あと、58万円の内訳ですけれども、市が保険加入しております一般財団法人全国自治協会からの保険での支払いとなってございます。 私からは以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 10番、
境川幸雄議員。
◆10番(境川幸雄君) ダンプだということで、最近大型車も大分AT車が持ち込まれているような形になっているそうですけれども、今回の事故、先ほど物損事故だということで、よく今、高齢者だと、ブレーキとアクセルの踏み間違いなんかも、今回、両方停止している状態から、再度、公用車がバックをしてぶつけたというようになると、結構58万円と、かなり大きな車両だからやったのか、何かしら、そのアクセルをまだ継続して踏んでしまったのかというところなんかが疑問に思うところなんですけれども、それと今回58万円の保険で払ったというんですけれども、その保険料のほうに変化が表れていないんでしょうか。保険料が、結局事故起こって階級が上がってしまって、保険のほうが金額が高くなってしまったというようなことが起きていないのか、1点。 それから、そういった事故の状況が、そういった、もしマニュアル車なんかであって、操作ミスによって起きてしまった事故なのか、ここが確認できているのであれば、お答えいただきたいと思います。
○議長(
五十嵐清美君)
道路整備課長。
◎
道路整備課長(梅原秀市君) 大変失礼しました。先ほどの私の答弁で、訂正をさせていただきたいと思います。 支払いのほうに関しましては、一般会計からの支払いとなります。先ほど言いました一般財団法人の自治協会からのほうで、市の一般会計のほうに入金がございまして、一般会計のほうから支払う形になりますので、大変失礼いたしました。 先ほどの事故の内容につきましてですが、まず、事故を起こしたときに、天候が雨天であったため、ダンプ、公用車に乗って、市内の道路の循環パトロールをしていた状況でございます。その中で、居切地区内、ユニクロの後ろ、その区画道路のほうを周回パトロールした後に、ほかの地区の道路パトロールを行うため、県道に出ようとした際、出入口を通り過ぎてしまったために、この通りは、出入口が少なく、進行方向も限定されることもありまして、県道に戻るため一旦道路で車両を停止させ、道路脇の敷地内へバックで入り、車両の方向転換をしようとして後退し始めたところ、公用車の後ろを走行し、公用車が止まったため同様に一旦停止した相手方車両のフロント部分へダンプの後方部分を衝突させ、相手からのボンネットなどを破損させてしまった事故になります。 この事故により被害を受けられた方及び市の職員とも、身体の外傷などの負傷はございませんでした。ただし、相手方が止まっていたこともありまして、事故の過失割合につきましては、市が100パーセントの過失となってございます。 私から以上でございます。
○議長(
五十嵐清美君) 10番、
境川幸雄議員。
◆10番(境川幸雄君) 先ほど、同乗者が1名いらっしゃったという答弁ございました。そうなると、大型のもので後ろから見にくい部分、バックモニターがない車両になるとデッドゾーンができてしまって、やはりいることに気づかなかったというような事象がもしあって、このような事故が起きているのであれば、やはり同乗者は降りて誘導するべき事案じゃなかったかということも考えられるわけです。安全対策の中で。乗用車同士じゃないということですので、やはり、その辺も大型車両の場合には、特殊な安全対策出てくると思います。その辺を踏まえて、教習所をいくら行ってもそうですし、当然これ資格案件に関しては、ただの免許証の中でも、当然大型が必要なものなのか、マニュアル限定なのか、AT車限定なのか等も当然確認済みだと思いますから、あえて申しませんけれども、やはり安全対策というのはどうしても、その車両の特徴によって変わってくると思います。 やっぱり踏まえて、その同乗者との連携、安全対策を踏まえながら考えるべき事案だということを今確認できましたので、やはり改めて、そこを十分に確認後に再発防止を取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 以上です。
○議長(
五十嵐清美君)
契約管財課長。
◎参事兼
契約管財課長(鈴木雅之君) 私からは、先ほど境川議員の質問の中で、保険料が上がっていかないのかという内容のご質問をいただいていたと思います。 一般的な民間の保険であれば、事故を起こした場合、翌年、等級が上がったり保険料が上がったりとするものなんですけれども、この市で加入している自治協会の自動車損害共済、これに関しましては、保険金額、自動復元方式という、簡単には変わらないということになっています。また、年間につきましては、例えば同じ車両が事故を起こしても、また同じ保険額がもらえると、車両の経年年数によっては車両価値が下がるので、その分の限度額というのは変わってくるものではございますが、基本的に支払える保険料というのは、支払うほう、加入金としては変わらないものとなっております。 私からは以上です。
○議長(
五十嵐清美君) ほかに質疑ございませんか。--質疑がないようですから、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、
神栖市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。 これより、議案第18号 損害賠償の額を定め、和解することについてに対する討論に入ります。--討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第18号 損害賠償の額を定め、和解することについてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案どおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。
-----------------------------------
△日程第9 閉会中の
所管事務調査の件
○議長(
五十嵐清美君) 日程第9、閉会中の
所管事務調査の件を議題といたします。 本件につきましては、お手元に配布のとおり、各
常任委員会並びに
議会運営委員会から閉会中の
所管事務調査の申出があったものであります。 お諮りいたします。 本件について、それぞれの閉会中の
所管事務調査に付することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
五十嵐清美君) 異議なしと認め、さよう決しました。
-----------------------------------
△閉会の宣告
○議長(
五十嵐清美君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 令和4年第2回
神栖市議会定例会の閉会にあたり、一言ご挨拶申し上げます。 本定例会は、去る6月1日に開会され、本日まで16日間の会期でございました。この間、議員各位には多くの重要案件について、終始熱心なる審査、審議を賜り、議会運営にご協力いただきましたことに、心から敬意を表する次第でございます。 これをもちまして、令和4年第2回
神栖市議会定例会を閉会といたします。 ご苦労でございました。
△閉会 午後3時45分◯朗読を省略した議長の報告
----------------------------------- 総第30号 令和4年6月16日
神栖市議会 議長
五十嵐清美様 神栖市長 石田 進 議案の送付について 令和4年第2回
神栖市議会定例会に追加提出するため、下記議案を送付します。 記議案第18号 損害賠償の額を定め、和解することについて 閉会中の
所管事務調査一覧表◯
総務産業委員会 ・地域振興について ・行財政運営について ・農林水産行政について ・商工観光行政について ・指定管理について ・市民協働について ・入札について ・固定資産評価審査委員会について ・地方税法について◯
教育福祉委員会 ・教育行政について ・福祉行政について◯
都市環境委員会 ・土木行政について ・防災行政について ・生活環境行政について ・不法投棄について◯
予算決算常任委員会 ・予算、決算に関すること◯
議会運営委員会 ・議会運営に関する事項 ・議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項 ・議長の諮問に関する事項 ・次期定例会等の会期及び議事日程等に関する事項地方自治法第123条第2項の規定により署名する 議長 署名議員 署名議員 署名議員...